私は赤ちゃんが生まれてから、お散歩を兼ねて近所の保育園を回り始めました。
実際、保活を始める時期はいつがベストなんでしょうか?自分の反省も兼ねて考えてみました。以下、0歳児で保育園に入れたい場合の保活を始める時期を考えてみました。
保育園の入園可能時期から逆算する
まずは、保育園に入れたい時期から逆算してスケジュールを考える必要があります。しかし、激戦区とよばれる地域では、4月以外では入所が難しくなっています。これは、学年が上がる4月に0歳児がいなくなる(それまでの0歳はみんな1歳児になる)ため受入可能人数が最大になるものの、それ以外の月では退園する児童がほとんどいないので、4月以外だと入所可能人数がほぼゼロということを意味しています。1歳児だと更に悲惨で、0歳からの持ち上がりで1歳児の受入可能人数のほぼ全てを占めてしまうため、4月でも入園できるのは僅かな人数となってしまいます。例えば、0歳児で10人預かっていて、1歳児の受入可能人数が13人だとすると、全員持ち上がりの場合は、3人のみ新規受入れとなります。
このため、4月以外の月でも入園申込みをすることはできますが、実質的な入所可能月は4月だということになります。
では、4月の入園に向けていつから保活を始めればいいのでしょうか?
0歳4月の入園に向けた申込み時期は?
4月に入園するための、自治体への申込み時期に遡って逆算してみます。自治体にもよると思いますが、足立区の場合は11月中旬から申請が始まり、11月末には締切りとなっています。つまり、11月には見学を終えて、必要書類を全て準備して、役所に提出する必要があるわけです。見学には行かなくても審査で不利にはならないのですが、ここでは、保育園に預けても大丈夫か確認するためにも見学に行く前提で書いています。
役所への申請前に、入園可能性のある保育園に見学に行くとします。1日1園見学に行って、1~2駅周辺の保育園を訪れるとすると、長めに考えて2~3ヶ月あれば余裕があると思います。毎日保育園めぐりできるわけでもありませんし。そうなると、出産後に保活するのであれば8月には保育園見学を始めた方がいいとなりますね。
ただ、出産後の2~3ヶ月程度は赤ちゃん連れで歩きまわるのも大変です。8月ですと、夏真っ盛りですし。この事実から出産時期を逆算すると、6月以前に赤ちゃんが生まれた場合は産後に保活を始めてもいいかもしれないが、6月以降であれば妊娠中に保活を始めた方がいいとなります。注意すべきなのは、産後の体調不良等の場合は6月以前に出産した場合でも保活は始められないかもしれない、ということです。こればかりはどうしようもないですね。
認可外保育園に預けた場合のポイント加算は?
また、自治体の制度にもよりますが、保育園への申請前に認可外保育園に預けていた場合にポイントが加算される場合は、そのポイントを取りたい人もいると思います。足立区では申請時点で2ヶ月以上認可外に預けていた場合にポイントが加算されます(来年度からは仕事復帰等の理由が必要になります)ので、逆算すると9月から預ける必要があります。0歳児を保育園に預けられるのは早くて産休明け(生後57日後)からなので、遅くても7月生まれでないとポイント加算されないことになります。というか、2月~3月生まれだとそもそも0歳4月で保育園に入れないし、12月~1月生まれだと出産前に申請しないと0歳4月で保育園に入れないことになります。生まれた時期で保育園入園の可能性が左右されるわけですね。不公平ですね。
結論:妊娠中から保活しましょう
長くなりましたが、0歳4月の入園可能性を可能な限り上げるのであれば、4月~6月の出産で、9月から仕事復帰+認可外に預けて、めぼしい認可保育園に妊娠中から見学に行っておく、ということになります。
自分で書いておいてなんですが、この計画通りにするのは難しいと思います。そもそも妊娠時期ですらコントロールできませんし、出産時期も同様です。というか、自分でコントロールできないことがほとんどなのが、妊娠・出産だと思います。自然のことですからね。よって、妊娠・出産の時期や経過をコントロールできないので、自分でコントロールできる保活を早めに進めておく=妊娠中から通う可能性のある保育園に見学に行ったりして保活を進めておく! これが最大限できる保活だと思います。見学に行くことで妊娠中の適度な運動にもなりますし、こどもが生まれた後のイメージもできるし、何より保育園に入れるのか?という不安もある程度解消できます。
人事を尽くして天命を待つ。これがストレスを最小にできる考え方じゃないでしょうか。やるだけやったら、あとはお役所からの天命を待つしかないのです!
以上、最初に書いた一般論と同じ結論になってしまいましたが、保活を始める時期についてでした。なるべく早く行動をおこしましょう。

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